西谷

第四章 やはり京都

第百三十二話「今宮」

 この今宮という男のことが、俺は嫌いじゃない。あの西谷が、初めてのミーティングの時に、俺に対して刃向かってきたのも、今宮の人徳によるものだし、店の女の子との接し方にも、マネージャーとしての愛情が感じられる。だから、しばらく一緒に働いていれば...
第四章 やはり京都

第百三十話「西谷」

 髪の毛をワックスで固めて、口の上にヒゲを蓄えた硬派なヤンキー風の男は、媚びるような姿勢を一切見せず、俺の目を直視しながら、答えを待っている。今宮マネージャーへの忠誠を示したいのか、俺への反発なのか分からないけど、店長初日のミーティングくら...
第四章 やはり京都

第百二十九話「挨拶」

 俺の店長就任祝いだと言われたはずの飲み会は、半分くらい会長からの説教で終わった。説教の内容は、ほとんどがプリプリの現状に対するもので、本来であれば「内藤さんのやったことですから。」で済む話なんだけど、既に俺が店長を任されたんだから、過去も...
タイトルとURLをコピーしました