ドンペリ

第四章 やはり京都

第百十五話「一文無し」

 俺がさっさとピンクデザイアを閉めたから、「赤字続きで、儲かって無かったんだろう。」とか、「もう、アイツは一文無しやで。」などとウワサになっているらしい。俺に直接言って来ないから、わざわざ訂正して回る必要もないけど、それなりに儲かっている店...
第三章 さらに京都

第百話「最後」

 ミナミの男に思いっきり殴られて顔面が二倍くらいに腫れている山下さんを表の接客係りにするわけにもいかないので、一週間ほどは俺が受付に立った。とはいえ、アルバイトも増員して、オープニングスタッフの松木君と長谷川君が先頭に立って頑張ってくれてる...
第三章 さらに京都

第九十八話「昇格」

 オープン記念イベントの興奮が未だに残る四日目、朝から夕方までが三十分五千円、夕方以降は二十時までが六千円、それ以降からラストまでが七千円という通常営業に切り替えたが、それでも、平日としては満足な数のお客様に来ていただいている。二十二時を過...
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