石川

第四章 やはり京都

第百二十八話「ナンボ」

 ソファーに腰を下ろした瞬間、会長から矢継ぎ早に質問が飛んできた。すんなりと答えるのが難しい質問も、いくつか混ざっているけど、それでも、この程度の内容は、俺がプリプリに入ってからの三ヶ月と少しの期間、毎日毎日、考え続けてきたことだ。日頃の学...
第四章 やはり京都

第百二十一話「先輩」

 就業時間が過ぎて、プリプリを出た俺は、ピチピチデラックスに石川店長を訪ねた。これが初対面だ。栗橋に用件を伝えて、事前に連絡してもらおうかとも思ったけど、下手にコトを荒立てたくないから、いきなり訪ねた。それでも、石川店長は、俺のことを知って...
第四章 やはり京都

第百二十話「グループ」

 ファッションヘルスの新人の仕事は、トイレ掃除に始まり、精子まみれのタオルの入った袋の運び出し、そして、女の子たちのパシリ。とはいえ、早番で出勤している女の子は、たったの三人しかおらず、来客数もさほど多くないから、運ぶタオルも少ないし、パシ...
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